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⑴ロードを始めた「きっかけ」

◯興味のないこと

今までまったく興味がなかったことでも、ちょっとしたことがきっかけで「大好き」になってしまうことがある。私の場合はそれがロードバイク

◯ 膝の痛み

ここ数年、ちょっとしたジョギングや昼休みに足を組んでいるだけで膝に痛みが起こるようになった。ジムに行ってもジョギングすら怖くてできない。悶々とする日々。そんなとき自転車が膝に優しいという記事を目にした。自転車かぁ…ということで早速興味のまったくなかったサイクルマシンに乗ってみた。

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「ん〜、膝は痛くならないかも…」

「でも、なんか退屈…」

「しかもお尻痛いし…」

「やっぱ、つまらーん!」

ということで しゅ〜りょ〜。

◯ 出勤時の出会い

ある日、会社へ出勤しようと歩いていると、道端でロードバイクを立てかけサイクルジャージを身にまとった人が地図を広げ道路を確認していた。スタイルいいし、カッコええ。この人、この辺住んでるんかな。と少し気になりながらも通り過ぎた。しかしなぜか気になってしゃーない。そして…「俺もサイクルジャージ着てみようかな」。あの格好に憧れた。

◯ グングン広がる想像力

サイクリングってひょっとして楽しいかも。ウォーキングやジョギングってスピードが遅いから景色がなかなか変わらない。しかも走ってから歩き出したら、「あいつヘタレやな」って声が聞こえてきそうな脅迫観念にも苛まれる。自転車は速いから景色はグングン変わる。しかも自転車は休んでいても惰性で走り続ける。無理せずできるスポーツじゃないか。ジムのサイクルマシンには景色がない、しかも漕いでないと「みんな見て!俺、休憩中〜」ってな感じになる。サイクルマシンと本物の自転車では、その感覚がまったく違う。俺はやっぱり本物の自転車で走りたい。

◯ 思い立ったら吉日

よし本物の自転車を見に行こう。仕事が終わって向かった先は自転車屋さん。自転車なんてこれまでママチャリにしか乗ったことがない。なかなかお店に入るのは勇気がいる。

「まだ買うつもりはないけど、通りすがりに見てみるのもいいかなー」的なお客さんの雰囲気をわざと出しながら、コソコソと自転車を物色。やっぱり店員さんが声をかけてきた。とはいえ聞きたい気持ちも半分あるので、ここぞとばかりに聞いてみた。

「スポーツ自転車ってどんな自転車ですか?」この質問がロードにのめり込むきっかけとなった。